お金について
あなたはお金についてどんなイメージを持っていますか? おそらくどちらかというとネガティブな感情の方が多いのではないでしょうか?
日本人とお金
多くの日本人がお金について話すことをタブー視しているような気がします。 みんな心からお金が必要とは思っているのに、職に就くときに給料が良いからという意見を心にしまったり、 投資をギャンブルと思っていたり、 お金を持っている人はヤクザだとか少し悪いことをしている人なのでは、と思ったり(失礼)。 私は周りから節約が美徳だと教えられてきましたし、家にはオレンジページの節約に関する雑誌が山のように積み上がっていました。 でも本当はどうやったら所得を増やすか、これが重要です。 なぜならお金の健康は精神的な健康と自身の自由に関係しているから。 私は経済と無縁な家庭に生まれ育ちました。そこまで裕福でもなかったため、高校まで公立の学校へ進学。大学から私立に入学してしまったものだから親からは何度も学費の高さについて不満を言われてきました。(もちろん不満を言う割に、大学にちゃんといかせてくれたので感謝してます。) でもそこで思ったのは なぜ学びたいこと、やりたいことがお金により制限されてしまうんだろう。 これが私のお金に対する感情でした。 家族が医療関係の仕事をしていたため、もしかしたら医者になるという選択肢もあったのかもしれませんが、私立の医学部の学費の高さ、そして国立大学の医学部の偏差値の高さを知っていたので選択肢に入りませんでした。そんな大学生の時の私の職業の選択基準は給料が比較的高いかどうか・・・。 その仕事を通じてやりたいことを実現するなどといったマズローの欲求五段階のピラミッドで言うところの高いレベルの考えとは無縁、ないしは無意識に本当にやりたいことを考えることを後回しにしてしまっていたのかもしれません。 時が過ぎ、金融機関に勤め始め、社会、経済、人、お金の流れを学び、FIREという言葉を知り、お金を稼ぐ方法には働く以外の方法があることを知りました。 もちろんフルタイムで仕事を始めたことも大きかったのですが、給料収入と投資収入によりお金に対する悩みから解放され、結果自分で学びたいこと・やりたいことを見直す余裕ができました。結果、アメリカの大学院にパートタイムで通学しこうやってこのようにブログを書き始めているのです。 それまでは仕事で評価されるか、評価により給料が上がるかが自分の中での判断の基準でありそれに対して全く違和感を持っていませんでした。でもお金に対する悩みから解放されると、不思議と自分がやりたいことって何がだろうとゼロベースで考えることができるのです。 ちなみに大学院では社会の課題や問題を分析する方法、そしてそれをどのようにして解決していくか、統計、プログラミング、フレームワークを使った考え方などを英語で学んでいます。 あなたが人生をかけて成し遂げたいことはなんですか?それを通じてこの学びがどのように活かせると思いますか? これが私の今の大学に入学する際の唯一の質問事項でした。 それは周りの方に正しい経済・金融知識を広めることを通じ、経済的に余裕を持った状態で自分のやりたかったことを実現するようなライフスタイルをしてもらうこと。 特に女性はライフイベントも多く、気付かぬうちに自分が本当にやりたいことを押し殺して生きている人が多いと思います。振り返ると自分がそうでした。でもそれって本当に自分がしたかった仕事でしょうか。自分が希望していたキャリアでしょうか。 このサイトを見て今一度考えるきっかけになれば幸いです。
フィナンシャルウェルネスとは
アメリカのNPOであるThe Global Wellness Instituteが定義するWellnessは、 ”the active pursuit of activities, choices and lifestyles that lead to a state of holistic health.” とあり、”全体的な健康に資するアクティビティ、選択、ライフスタイルの積極的な追求”とあります。 少なくとも以下の6つがWellnessを構成するとしています。 Physical: A healthy body through exercise, nutrition, sleep, etc.
Mental: Engagement with the world through learning, problem-solving, creativity, etc.
Emotional: Being in touch with, aware of, accepting of, and able to express…